2-chōme-24-2 Nishiazabu, Minato-Ku, Tokyo 106 - 0031

KARIMOKU RESEARCH CENTER

〒106-0031 東京都港区西麻布 2丁目 24-2

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Survey 0
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New Tradition

What is tradition? 近年、”Tradition (伝統)”という概念は、アートや文化活動をはじめとする様々な分野で注目を集めています。しかし、「伝統を伝統たらしめるものとは何か?」また、「なぜそれが私たちにとって重要なのか?」といった問いが浮かぶことも少なくありません。

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New Tradition

近年、”Tradition (伝統)”という概念は、アートや文化活動をはじめとする様々な分野で注目を集めています。しかし、「伝統を伝統たらしめるものとは何か?」また、「なぜそれが私たちにとって重要なのか?」といった問いが浮かぶことも少なくありません。 KARIMOKU RESEARCHでは、新たなテーマに『Survey 01: NEW TRADITION』を掲げ、これらの問いに深く向き合うと共に、「伝統とは何か?」という根本的な議題と、伝統と未来への革新との関係性を探求します。 WAKA WAKAの創作活動や、同時開催のプログラムとして展示されるのLichenの作品を通じて、「伝統」という言葉が内包する本質を再考し、また、新たな価値やビジョンを模索し、未来を担う次世代にとって「新しい伝統」となり得るもの、さらに伝統を守るために必要とされる大胆な変革について、私達の「Survey」の結果や洞察を提示します。さらに、伝統を継承してきた人々との対話を通じて、伝統を守りつつ進化させるための最適な方法も考究します。 『Survey 01: NEW TRADITION』では、カリモク家具が受け継いできた伝統を再評価しつつ、現代の暮らしを見つめ、未来の姿を描き出します。
Exhibits

KARI KARI MOKU MOKU WAKA WAKA

Researcher: WAKA WAKA

伝統とは、日常生活の中で実際に活用することで本質との繋がりを感じ、初めてその重要性に気づきます。伝統は実践の連続であり、信念を宿し、独自の方法論を持つものです。時に心地よさを提供する一方で、違和感をもたらすこともあります。しかし、この違和感こそが、伝統に新たな生命を吹き込み、それを次世代へと繋ぐための重要な契機となるのです。 本展示は、ロサンゼルスを拠点に活動するWAKA WAKAをカリモク家具の工場へ招いたことから始まりました。彼らはカリモク家具が長年培ってきた卓越した技術や職人技とも言える技能に触れ、その視察の中で、和家具や日本の家庭用家具に古くから用いられてきたシルエットや意匠に新たな価値を見出しました。そしてこれらを基盤に、現代の視点で新しいデザインを生み出すことを目指しました。 特にWAKA WAKAが魅了されたのは、カリモク家具の高度な塗装技術と張り込みの技術です。本展示では、これらの技術を駆使して製作された19点のアイテムと、それによって生み出される新しいホームワールドをご覧いただけます。 日本の住まいにおける伝統的な家具は、戦後のアメリカの影響を受けながらも独自の進化を遂げてきました。それは、WAKA WAKAにとって原体験とも言えるも風景であり、深く印象に残るものでした。この古くからの日本の生活様式から生まれた家具たちに、現代の欧米の視点という新たな機能と意味を加え、新しい家具や様式を生み出すこと、それこそが伝統を守るだけでなく、未来に向けて継承していく1つの手段となるのです。
1F
THE ARCHIVE

Karimoku Re:issue by Lichen

Researcher: LICHEN

ニューヨークを拠点にヴィンテージ家具のセレクト販売からはじまったデザインスタジオLichenが、カリモク家具と手を取り合い、それぞれの文化を融合させた新たなプロジェクトをスタートしました。 コンセプトは「Karimoku Re:issue by Lichen」。カリモク家具の往年のソファに独自解釈を加え、新たな表情をもつ家具へと生まれ変わらせたソファを発表します。このソファは、KARIMOKU RESEARCH CENTERのB1F「THE STUDY」で展示され、リスニングラウンジという特別な空間が展開されます。空間には、80年代のカリモク家具のカタログなど、懐かしさを感じさせるアーカイブの要素を取り入れました。 ソファは人々にリラックスと安らぎのひとときを提供する家具です。このラウンジを訪れた人々は、ソファに腰掛けながら読書をしたり、音楽を聴いたり、空想に耽ったりと、思い思いの自由な時間をこの空間で楽しむことができます。その体験を通して、リラックスする時間が特別なものではなく、かつては日常の一コマであったことを思い出すきっかけとなるでしょう。 この空間はまた、訪れる人々に、“今”という瞬間を楽しむことの大切さを気づかせる場でもあります。現代社会において「くつろぐ」という行為を新たな贅沢として再定義し、未来に向けた「新しい伝統」を紹介するプロジェクトとして、特別な体験を提供しました。
B1F
THE STUDY